自分の思考を明文化する

  • まとめ

自分の思考の定義
 自分が何らかの事象について考察している時どのような判断基準があるのか
目的
 面白そう
記述方式
価値観→自己公理→判断基準→考察
というシステムがある事にして自分の価値観のうち考察に関係あるものを自己公理としていくつかの検証可能なセンテンスに分解し
それを記述する

自分の思考を明文化してみようと思う

  • 明文化する自分の思考を定義する

これから明文化する自分の思考とは何か
これからblogで書いていく自分の思考は自分がどんな入力に対してどんな出力を返すのかを記述するアルゴリズムでは無い
なんらかの事象に対して考察し結論を出す時のアルゴリズムである
入力 → 関数 → 出力
事象 → 考察 → 結論
 
自分がどう考えるかと言う事
入力には
核兵器は是か非か?」
Googleってどうなの?」
はてブコメントは規制すべき?」
とかがくる
「今日はカレーにしようかシチューにしようか?」
クオリアとは何だろう」
「なんでGoogleは成功したの?」
「地球外生命体と出くわしたらどういう行動をすればよりよい結果が得られるだろう?」
とかはこない 

  • 思考を書き出す目的

特になし。面白そうだから、好奇心、遊び
将来顔を真っ赤にして恥ずかしがるため
自分がどういう考え方を最善と考えているかを知るため

  • 思考の記述方式

シンプルな方が好きなのですべての入力に対する答えを書き出すと言う方法は却下
考察できる事象は無限大にあるのでその事象に対する判断基準も無数にある
書く量を最小限に納めるために数学の形体を参考にする事にする
数学も証明問題の数もそれを解くために使う証明済みの証明も無限大存在できる
そのとき問題に使われる証明済みの問題の証明を見るとそこにも証明済みの証明が出てくる
延々と証明をさかのぼって行くと最後に公理に行き着く

5 つの公理

1. 同じものと等しいものは互いに等しい
2. 同じものに同じものを加えた場合、その合計は等しい
3. 同じものから同じものを引いた場合、残りは等しい
4. お互いに一致するものは、お互いに等しい
5. 全体は、部分より大きい
5 つの公準

1. 任意の一点から他の一点に対して直線を引くこと
2. 有限の直線を連続的にまっすぐ延長すること
3. 任意の中心と半径で円を描くこと
4. すべての直角は互いに等しいこと
5. 直線が 2 直線と交わるとき、同じ側の内角の和が 180 度未満である場合、その 2 直線が限りなく延長されたとき、内角の和が 180 度より小さい側で交わる。
ユークリッド原論 - Wikipedia

同じように自分の考察における判断基準をどんどんさかのぼっていきこれ以上さかのぼる事は出来ずそれらが自分の価値観によって生み出される所まで行き着いた判断基準を自己公理と呼ぶ事にする
価値観→自己公理→判断基準→考察
価値観からもっともシンプルな判断基準(自己公理)が生まれそれを組み合わせ各事象にローカライズしたものを判断基準と呼びそれらを事象に当てはめて結論を出す
これらの各段階を書く事をもって自分の思考の記述とする

自己公理ver1.1

1 他人の自由を侵害しない限り各個人の自由は保障される

2 出発点は変更できない、出発点それ自体は変化する

3 マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論

4 すべての情報を知る事は出来ない

から
1 他人の自由を侵害しない限り各個人の自由は保障される

2 出発点は変更できない、出発点それ自体は変化する

3 マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論

4 すべての情報を知る事は出来ない

5 私の脳は私の意識を生み出していると言う点においてのみ私にとっては特別である

へverup

2自分は普通の人類で日本人である

2出発点は変更できない、出発点それ自体は変化する

で削れた自分自身の普通さについて5として復活させるかどうか
5 私の脳は私の意識を生み出していると言う点においてのみ私にとっては特別である
それ以外のすべてにおいて私の脳は普通である
脳(と体)が普通であるという事は私は普通の人間であると言う事だ
ここで言う普通については後で書く予定

小倉先生のブログにコメントしちゃった

はてブニュースから直接飛んでふーんと思って軽い気持ちでコメントを書いたらなんとあの小倉先生のブログだった!
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15455123
はてなで話題になってる弁護士さんとぐらいにしか知らないのだがちょっとびっくり
別に郵便でも「個人に罵倒を届けられるシステム」ではあるし原理的に可能って言う事で怒ってるわけじゃないんだろーし
「コスト無限小で不特定多数が個人に罵倒を届けられるシステム」だから怒ってんのかなー
よくわかんねーや

自己公理について

自分の思考の公理を言語化してみる - no titleより
1 他人の自由を侵害しない限り自由である
2 自分は普通の人類で日本人である
3 マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論
4 すべての情報を知る事は出来ない

を出発点により
一般的に(より否定される状況が少ない)
シンプルに(より広い範囲に適応でき)
変えていく

1 他人の自由を侵害しない限り自由である
2 自分は普通の人類で日本人である
3マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論
4すべての情報を知る事は出来ない

から

1 他人の自由を侵害しない限り各個人の自由は保障される
2 出発点は変更できない、出発点それ自体は変化する
3 マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論
4 すべての情報を知る事は出来ない

へVerUpした

それぞれの公理の説明は下

1 他人の自由を侵害しない限り自由である



1 他人の自由を侵害しない限り各個人の自由は保障される

これは自己公理にするには手に負えない公理だと思う
どこまでを他人の自由を侵害しない行為と認めるかによって社会主義から無政府主義まで導出できる解釈の広すぎる定理だからだ
その線引きとしてルールやマナーや常識や法律やがあってそのどれもがある程度の割合で正しくてある程度の割合で間違っているのでそれらは自分の公理としてはおくことが出来ないので厄介だ
これを公理とおくとルールやマナーや常識や法律より正答率(物事や何かに対して評価を下すときにその評価が正しい割合)が落ちる自己公理系が出来上がる、なぜなら自分一人の頭で考えた物事を判断するための系より全国民のチェックを乗り越えて生き残ってきた判断系の方が正しい考え方を示すだろうからだ
それでも「他人の自由を侵害しない限り各個人の自由は保障される」を自分の公理に置きたいのは価値観が原因だ
常識やルールやマナーが正答率の低い分野の正答率を他の分野の正答率より重視しているからだ
だから自分は自己公理として「日本国憲法以下すべての条文は正しい」などとおくことは出来ない

2 自分は普通の人類で日本人である

2 出発点は変更できない、出発点それ自体は変化する

短くしすぎた

指定の制服がある学校で私服を着てくる不良が居ないようにある出発点が定められるとそこからどう思考の筋道を進もうと出発点に縛られる
しかしその出発点は時代や場所や個人の経験によって変わる
過去においても未来においても現代と同じ出発点にあった時代はないし現代の中でもすべての国や地域で思考の出発点は違うだろうし人間一人一人の間でも違う

3 マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論

3 階層を上に行くほど決定論的になり下へ行くほど非決定論

士郎正宗量子力学からの受け売り

大きな集合である事自体が慣性を生み出しそれ自身の持っている方向と速度を変化させない様にする
集合が小さければ小さいほどブラウン運動のように小さな要因でそれ自身の持つ方向と速度が変化する
個人のレベルまでくると量子のように次の瞬間どのような方向と速度を持っているかを決定する事は出来ない

4すべての情報を知る事は出来ない

A、B、Cと3つの情報を持っていてその情報から得られる論理的に正しいaという結論に至ってもDという情報が得られれば結論aが間違っていると分かる可能性がある事
科学の法則の中で仮説でないものはないと言うような考え方


今後も自己公理の修正と追加を続けていく

露骨なソーシャルブックマーク最適化(SBO)っていうほどのレベルじゃない何か
はてなブックマーク - ■会社でアレをして楽しんでる最中に嫁が乱入 動画くん(YouTubeから無料動画をお届け)
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://dougakunyes.blog75.fc2.com/blog-entry-379.html
はてなブックマーク - ■衝撃 戦闘機のエンジンに人間が吸い込まれる瞬間 動画くん(YouTubeから無料動画をお届け)

宗教って凄いって事を理解した

 
まとめ
 

  • 狩り

ハイリスクローリターン→期待値低

  • 農耕

ローリスクローリターン→期待値は低いまま。富の偏在を生み出す

  • 宗教

長所 リターン無限大(理論上)、リターンの否定を証明する事は不可能
短所 信仰度と言う変数でリターンが変わる、リターンまでの時間が最大(死後)、生きるための稼ぎと直結しない

  • 資本主義

長所 リターンの上限が狩りと比べて万倍億倍、リターンが有限時間内に帰ってくる(生存中)、信仰度と言う変数を必要としない
   リターンを得るためには才能が必要
短所 無限大のリターンを絶対用意できない、リターンを得るためのコストが高い

  • 好きな事をやろう主義

長所 リターンのためにコストを払う必要がない、リターンを得るまでの時間が0、リターン無限大?
短所 生きるための稼ぎと直結しない
 
農耕に対する宗教のように最初は資本主義に対する補完的な役割が割り振られるのかも
生きるコストを得る方法    狩り   → 農耕 → 資本主義
それに対する補完的な考え方  原始宗教 → 宗教 → ????
この????に対応するのが好きなことをやれという主張が入るのでは

 
 
まとめ終了

  • 以下纏めてない文

 
宗教誕生以前の狩猟時代に人間の持つ+の感情を得るための基本的な方法は狩りだったのだろう
それは死のリスクを伴う割にリターンは低く(数日生きれる食料を得るだけ)期待値は低かった
それを補完するために雨乞いなどを含む原始宗教が出来たがリターンを検証可能な所に置いてしまった
これが原因で次の宗教が出てきた時に瞬殺されてしまう
狩りというシステムを改良し死の危険を無くし安定性を高めるために生み出されたシステムが農耕であった
このシステムによって生き延びるための手段として死のリスクを負わずに良くなったがリターンは低いままであった
とりあえず農耕によって生存欲はある程度満たされたが少数の支配者によって大多数の人間によりより幸福な生活を見せつけられる事になった
大多数の人間が支配者と同じ生活が出来るようになるはずもないがより良い生活を望んでいる
このどうにもならない状況を解決するために使用されたシステムが宗教である(のだろう)宗教は証明不可能なところに理論上∞のリターンを置いておくという方法を発明をした
リターンは理論上∞なので信仰のためにいくらコストを支払っても期待値は∞のままだ
理論上というのは信仰者の信仰度によってリターンが定義されるからだ
このシステムは世界で大ヒット、この流行は資本主義の時代が来るまで続いた
そして資本主義の登場、宗教が死後(観測不可能な所)に無限大(天国、極楽)のリターンを置いたのに対して現世(観測可能な所)に有限な(金)リターンに置くというシステムは狩猟時代の狩りというシステムの超改良バージョンである
狩りとは違い死のリスクもなく得られるリターンの上限も万倍億倍となった
さらにリターンを現世に持ってきた事によって信仰度というリターンの上下を決定する基準が不要になるというメリットも備えた。
しかし万倍億倍と言っても資本主義はどう頑張ろうが有限のリターンしか用意できない。
この点が唯一(かどうかは分からんが)資本主義が宗教というシステムに負けていてどうやっても絶対かなわない点である。
 
こんなシステム組めるなんて仏陀もキリストもムハマドも超絶天才だなー、宗教すげー教祖すげー
 
資本主義も凄すぎ、狩りからあり得ないほど進化させすぎ、超絶天才の組み上げた宗教というシステムですら外す事の出来なかった信仰度と言うシステムの弱点になる事が解りきった変数を外してるし(まーそのために無限大のリターンを手放したのは痛いけど)
 
で、この超凄い全世界に大流行したシステム二つですら克服できなかった問題点が一つ
リターンを得るためには何かしなければいけない
びっくりでしょ?これほど超絶凄いシステムでも克服できない問題点があるなんて!
(ああっ!!石を投げないで!、、とか書きたいなぁ昔なんかのあとがきで読んで将来この表現を使ってみようと幼心に決意したなぁ)
 
あじゃあ好きな事をしよう!というシステムを作ればいいんではないかと言う話だ
梅田さんは「神の創りたもうた世界のすばらしさをもっと知ろう!」と言ってた初期の科学者よろしく
 

「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。そのことに時間を使え。
直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

 
といってる
そりゃやっぱり最初から科学者が「科学の目標は世界の次の瞬間の状態を決定する理論を見つけることだ!」なんていってると絶対受け入れられないに決まってる。
それに対してノッフさんは
 

したいことを仕事にしたいとかいう言説があります。
したいことを仕事に出来るかというと、僕は無理だと思う。
(中略)
これを実現するためには、まずひょうたんが必要なんだけど、その時点で無理だ。人類の叡智を結集させたとしても、無理っぽい。
http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20070518/1179437990

 
科学者が「神の創りたもうた世界のすばらしさをもっと知ろう!」って言ってるのを聞いて、
「あんたの最終目標は「科学の目標は世界の次の瞬間の状態を決定する理論を見つけることだ!」だろ?無理ー無理ーそれは無理ー」
って言ってる感じな気がするんですよ
好きな事しよう!主義の最終目標をいきなり見つけるとかすごーい
 

自分の思考の公理を言語化してみる

404 Blog Not Found:あなたが正しいと思っていることが間違っている26の理由を読んで自分がどういう風に物事を考え(る/たい/ようとしたい)かの大原則をユークリッド原論の5 つの公理よろしく書き連ねてみよう
1 他人の自由を侵害しない限り自由である
2 自分は普通の人類で日本人である
3マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論
4すべての情報を知る事は出来ない

ok、これで目標とすべき自分の判断基準の公理が分かったし修正する事も出来る
目標とする事も出来ず修正する事も出来ない状態からしたらえらい進歩である
おー、俺すげー
以下俺公理に説明をつけてみる
1 他人の自由を侵害しない限り自由である

とりあえずこれは俺の中では超デカい、何かについて考える時一番頭に浮かぶ俺公理

2 自分は普通の人類で日本人である

自分にもラベルや分類や統計や平均値や傾向が当てはまる事を自覚する。人の振り見て我が振り直せとかもここから導出できる、人類の間の遺伝子の差なんて相対的には誤差の範囲だろうし頭の中には同じ物質がつまってるんだからあたりまえっちゃあたりまえだけどそれを忘れてる時間のほうが長い

3マクロでは決定論的でもミクロでは非決定論

対象が1だと統計にならないとか平均値はあくまで平均値だとかサイコロを振り続ければ1から6まで大体同じ回数出るのは分かるけど次に何が出るかは分からんとか、そのまま使えんやっかいな俺公理

4すべての情報を知る事は出来ない

どんなことに対しても完全な情報をもって当たる事は出来ない無理絶対無理